プロジェクターやモニターで使っているケーブルの調子が悪くなり、新たなケーブルを購入する際にこのケーブルって何だっけ?色々種類があるけど何が違うの?っという疑問が浮かんだ方。
今回はVGAとHDMIの違いって何?という疑問に両者を比較しながら説明していきます。VGAの変換ケーブルが映らないときのチェックポイントやおすすめのVGA変換器やケーブルも紹介しますよ。
結論 : VGAとHDMIの違い
信号 | 端子 | 音声送受信 | |
VGA | アナログ | 台形 3列15ピン | × |
HDMI | デジタル | 台形 19ピン | ⚪︎ |
HDMはVGAに比べて映像が高画質です。映像が低解像度だとさほど違いが出ないですが、高解像度になれば違いが出ます。また音声も送受信することが可能です。
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VGAとHDMIの3つの違い
VGAとHDMIの違いを「信号」と「端子の形状」と「音声の送受信の有無」の三つの観点から紹介していきます。
VGAはアナログ信号
VGAは信号がアナログです。解像度はフルハイビジョン(1920×1080)の出力が可能です。ただアナログ信号はケーブルの長さや品質、コネクタの状態によって画質の劣化が起こります。
アナログ信号は、送信する情報をそのまま電流や電圧の変化に置き換えたものす。情報を波形で送るため、送信時の雑音や波形の歪みを取り除くことが難しく、高品質な伝送には適しません。
アナログ地上波テレビを思い出してみるとイメージが湧きやすいかもしれません。
主に古いPCやプロジェクターなどで採用されていましたが、現在はVGAからHDMIに取って代わっています。
HDMIはデジタル信号
HDMIは信号がアナログです。デジタルは基本的に画質の劣化がおこりません。デジタル信号は、送信する情報をすべて「0」と「1」に変換します。「0」と「1」さえ判別できればよいため、雑音に強く、高速・高品質な伝送に適しています。ケーブルやコネクタの状態によって画像が劣化しません。解像度は4K(3840×2160)にも対応しており、大きなディスプレイに出力しても高画質のまま映像を楽しむことができます。現在では多くの電子機器がHDMIを採用しています。
コネクタの形状
VGAは台形型で3列15ピンで、トゲトゲした金属が特徴です。また端子を固定するためのネジが左右に付いていいます。HDMIはVGAよりも小型で端子は小さな台形です。VGAと違って、トゲトゲがなく端子を固定するためのネジがないためスッキリしていて、抜き差しにストレスがありません。
改めて比べて観ると端子の進化を感じます。
HDMIは音声の送受信が可能
HDMIは音声を取り扱うことが可能です。例えば、ゲームとディスプレイ(スピーカ付き)を繋げば、ケーブル一本で映像と音声が楽しめます。VGAは映像しか出力できないため、音声出力用のケーブルが必要となります。
VGA HDMI 変換器が映らないとき
VGA HDMI変換器やケーブルは、出入力が一方向信号のものが多いです。多くの場合入力側がVGAで出力側がHDMIとなっているので、接続してもディスプレイに映らないときは、確認してみてください。
例)
- ○ 映る : PC(HDMI) → ディスプレイ(VGA)は映りPC(VGA)
- × 映らない : PC(VGA) → ディスプレイ(HDMI)
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特に液晶プロジェクタなどは,まだ古いものが現役のことも多いので,この手のケーブルがあると助かる場面も多いハズ。
長さが1mと3mがありますが、スマホとプロジェクターを接続したい場合は、3mがお勧めです。
※スマホやiPhone接続する場合は、別途HDMIをusb cやliに変換する必要があります。